【キッズテニス】6歳児にイエローボールを使う?
テニスといえば、イエローボールですね。
でも、6歳児のテニスでもイエローボールを使うのでしょうか?
この記事では、イエローボール以外のキッズやジュニア用の3種類のボールについてご説明します。
また、イエローボールとその他のボールのどちらが良いのかということについてもご説明したいと思います。
ぜひ最後までお読みください!
キッズ・ジュニア用のボールの種類
キッズ・ジュニア用のテニスボールは、3種類あります。
レッドボール、オレンジボール、グリーンボールの3種類です。名前のとおり、色が違います。
年齢や体の大きさなどによって、レッドボールから順にオレンジボール、グリーンボールとレベルが上がっていきます。
このボールの種類は、国際テニス連盟(ITF)の子ども向けのプログラムである「プレイアンドステイ(PLAY+STAY))」に基づくものです。
では、それぞれのボールの種類について見ていきましょう!
レッドボール
レッドボールの直径は7.1センチから8.0センチと大きめです。年齢の目安は、3歳から8歳です。
イエローボールと比べると反発力が75%減となっており、飛びすぎてしまったり、高くバウンドしにくいのが特徴です。
このため、ラリーが続けやすく、テニスが初めてのキッズ・ジュニアでも、すぐにラリーができる子もいるほどです。
テニスの基本は楽しく!
レッドボールであれば、テニスを始めたばかりでもラリーの楽しさを味わえるのがポイントです。
オレンジボール
オレンジボールの直径は6.3センチから6.5センチです。年齢の目安は7歳から11歳。小学生が使うイメージです、
イエローボールと比べると反発力が50%減となっています。
あまり弾まないので、キッズのクラスでもオレンジボールを使っているスクールもあると思います。
グリーンボール
グリーンボールはの直径は6.3センチから6.5センチと、オレンジボールと同じです。
年齢の目安は8歳以上です。
イエローボールと比べると反発力が25%減となっており、イエローボールのフィーリングにかなり近いボールです。
ただし、イエローボールの打球感よりも軽さがあるので、小学生でも扱いやすいのが特徴です。
グリーンボールまで来ると、イエローボールを使う方が実践的ではありますが、基礎固めをしっかりやっていく上で、グリーンボールでの練習を重視しているスクールもあると思います。
イエローボールを使うべきか?
キッズでもジュニアでも、公式な試合となれば、基本はイエローボールです。
ですから、早い段階でイエローボールに慣れさせるという考え方もあると思います。
これは、スクールによっても考え方が違います。
いわゆるキッズのクラスでもイエローボールを使うスクールもあります。
ただ、PLAY+STAYも、効率的・効果的にイエローボールまでたどり着くためのメソッドであることは承知しておいた方が良いと思います。
それぞれ、メリット・デメリットがあることを理解して、子どもが通っている(通おうとしている)スクールの方針を確認しましょう。
この時に注意したいことがあります。
それはラケットです。
子ども用のラケットは多くはアルミ製です。
アルミ製は軽くて扱いやすい、安価という特徴がありますが、イエローボールを打つには子どもの負担が大きいです。
スクールでイエローボールを使っているようであれば、グラファイト製のラケットについても検討すると良いと思います。
なお、23インチ以下のキッズ・ジュニア用となると、バボラかヘッドのものになると思います。コーチやテニスショップのスタッフと相談して決めるのが良いと思います。
まとめ
最後に、今回の記事の復習です。
キッズ・ジュニア用のボールには3種類あります。
多くのスクールでは、子どもの年齢などに応じて、レッド、オレンジ、グリーンのいずれかを使っていると思います。
スクールでどのボールを使っているのか確認しましょう。
スクールによってはイエローボールを使っている場合もあります。
この場合、アルミ製のラケットでは子どもに負担がかかるので、グラファイト製のラケットの購入を検討すると良いと思います。
なお、自宅でテニス練習するときは、今回取り上げなかったスポンジボールが扱いやすいです。
レッドボールも結構使えますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!