【キッズテニス】6歳児のノーコンホームランを克服する自宅でできる簡単な方法!
キッズのテニスを見ていると、力任せに打っていたら、横振り(野球打ち)をしたりして、あらぬ方向にボールが飛んでいる子をよく見かけます。
キッズテニスで、ラリーができるようになるには、まず相手のいるところに返してあげることが基本になります。
なので、力任せに打っていたり、ホームランボールを打っていたりでは、ラリーができるようにはなりません。
この記事はこんな悩みを解決する方法についてご説明します。
しかも、自宅でできる簡単な方法です。
今回も、ぜひ最後までお読みください。
PTR認定コーチ直伝の秘策、名付けてスモールスペースプラクティス
4歳からテニスを始めた我が子も、まさしくこのパターンでした。
我が子が教わっているのは、PTRの認定コーチです。
コーチから自宅でできる、簡単な練習方法を教えていただきました。
名付けて、スモールスペースプラクティス。
狭い場所でできる練習です。
ポイントは、
- 力の入れ加減
- コントロール
この2点です。
やり方の基本
短い距離で打たせる
まず、やり方です。
簡単に説明すると、
親か手出ししたボールを子どもがラケットで返す
というもの。
親がキャッチできないといけないので強打はできません。
もちろん、コントロールも必要になります。
距離としては3mくらい。コートでいうとネットからサービスラインの半分くらいです。
6畳くらいの大きさがあれば室内でもできる練習です。
ボールはスポンジボールかレッドボール
ボールはスポンジボールかレッドボールから始めると良いと思います。
この練習では、小さなスペースでの練習を想定してスポンジボールかレッドボールを想定していますが、実際のところ、子どものレベルに応じて使用するボールを決めたら良いと思います。
我が家では、今は室内でオレンジボールを使っています。
ボールの種類に関しては、以前の記事で詳しくご説明しているので、関心のある方はぜひご覧ください。
力加減が難しい
やってみると分かりますが、ボールを出した親にラケットでボールを打ち返すのは、結構難しいです。
まず、案の定強打してしまう。
力の入れ加減を調整しないと相手(親)がキャッチできるボールにはなりません。
スクールでは力の入れ加減やコントロールまで教えない
そもそも、スクールのレッスンでは、最初のうちは、コントロールや力加減などを求められることは、少ないと思います。
最初に求められるのは、ラケットがボールに当たること、ボールがネットを越えることなので、当然といえば当然ですが。
ラリーのためには強打は不要
しかし、それでは、ラリーがてきるようにはなりません。
ラリーはボールが繋がるように、相手が打ちやすいところに返すことが基本です。
なので、強い球を打つ必要はないんです。
ゆっくりとしたスイングで返すのが理想
この練習では、まず相手(親)が取れるように、緩いボールを打つように力加減を調整しないといけません。
理想としては、ゆっくりとしたスイングで返すということです。
相手に返すことだけを考えると、面だけ合わせて返すという方法もあります。
しかし、麺を合わせるだけだとコントロールが難しくなります。
コントロールの肝はフォロースルーです。打ちたい方向に押し出していくからコントロールできるのです。
なので、この練習では、ゆっくりでもちやんもスイングすることが重要です。
スイングに関しては、以前の記事で横振り(野球振り)をやめる簡単な方法をご説明していますので、ご関心のある方はぜひご覧ください。
まとめ
まとめますと、
この2点が大事です。
目的意識を早めに伝えることも大事
キッズのレッスンでは、最初のうちは、ボールかラケットに当たること、ボールがネットを越えることに重点かま置かれます。
これはこれで良いのですが、子どもは何のためにボールを打っているのか分からないままにレッスンが進むこともあると思います。
テニスは、相手がいるスポーツです。
そして、相手コートの決まられたラインの中にボールを入れないといけません。
まず、こうしたルールを早いうちから伝えていくことが大事かなと思います。
そうすると、速いボール、強いボールを打つことよりもコントロールの方が重要だということに意識が向くようになります。
この目的意識は早い段階から持てるようにサポートしたいところです。
公園などで少し動きのある練習も可能
先ほどさ3mくらいの距離と話しましたが、短い距離でできるようになってきたら、距離を長くしたり、少し離れたところにボールを出したりといったことをしていくといいと思います。
さほどスペースは必要ないので、公園の片隅でも動きのある練習ができると思います。
ゆっくりしたスイングとコントロール、これができるようになると、ラリーができる日もぐっと近くなると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。