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知らなかったこと、知りたかったけどあまり気にしていなかったことなど、ちょっとした知識や情報は、日常生活のエッセンスとなり、ささやかな幸せを生み出すと信じて、日頃見聞きしたへーっと思ったことをまとめています。

【4歳からバイリンガルを目指す!】子どもに求める英語力は?

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4歳からバイリンガルを目指している我が子。

バイリンガルというからには、ネイティブ並みの英語を目指している?

それとも、帰国子女レベルの英語が目標?

 

バイリンガルを目指しているのであれば、子どもにどのレベルの英語力を求めているのか知っておく必要があると思います。

 

そもそも、4歳からバイリンガルになれるのでしょうか?

バイリンガルといっても、言語学習の開始時期などによって、いくつかに区分されます。

 

まず、生後まもなく英語学習を開始した場合。

これを、サイマルテイニアスバイリンガルといいます。

第1言語と同時に学習が始まる場合です。

 

そして、3歳までに第2言語として英語学習を開始した場合。

これを、シーケンシャルバイリンガルといいます。

 

さらに、4歳から6歳まで(思春期前までにという場合もあります)に英語学習を開始した場合。

これを、アーリーL2ラーナーといいます。

 

年齢は個人差があるかもしれませんが、ざっくりといえば、生後すぐか、3歳までか、それ以降か、ということになります。

 

我が子の場合は、4歳からですので、アーリーL2ラーナーとなります。

ネイティブとほぼ同じを目指す(これは訛りや言語に対する反応を含めてです)ということであれば、少なくとも3歳までに英語学習を始めて、シーケンシャルバイリンガルを目指したかったところですが、残念ながら、ちょっと出遅れてしまいました。

 

しかし、4歳からでもバイリンガルは目指せます。

問題は、どのレベルの英語力を目指すのか?ということです。

 

この記事では、4歳からバイリンガルを目指すときに、子どもに求める英語力とは?ということについて書きたいと思います。

 

まず、考える必要があるのは、最終的にどのようなレベルで英語を運用できるようになりたいのか?ということです。

 

バイリンガルといったときに、イメージされるのは、いわゆるペラペラということではないでしょうか?

つまり、ネイティブも帰国子女も、ペラペラという点では日本人がイメージするバイリンガルということになります。

 

しかし、ペラペラしゃべるといっても、論理的に話すことができるのか、相手と議論できるような高い英語運用能力があるのかなど、ただペラペラというだけでは推し量れない能力もあると思います。

 

英語といっても、日常的に使われるような表現から、より高度な表現まで、英語力の幅はとても広いものがあります。

例えば語彙を例にすると分かりやすいかと思います。

 

膨大な語彙は、一生かかっても全てを身につけることはできないでしょう。

しかし、語彙を多く身につけることで、様々な表現ができるようになります。

そして、この語彙を身につける方法は、読書です。

いわゆる多読によって語彙を一生涯にわたって増やし続けることができるわけです。

 

これに対して、日常的な会話ということを考えると、多くの語彙は不要です。

 

これを言語能力レベルとして考えた場合、2つのレベルに分かれます。

まず、日常会話程度の言語能力。

これをビックスといいます。

 

そして、より高度な論理的な会話や、相手と議論ができるようなレベルの言語能力。

これをカルプといいます。

 

つまり、いわゆるペラペラであっても、ビックスレベルの言語能力しかない場合もあるわけです。

 

問題はこれで十分かどうかということです。

ビックスレベルでも、英語はペラペラであれば日常会話に困ることはありません。

母語である日本語がカルプレベルであれば、英語はビックスレベルでも構わないという考え方もあるでしょう。

 

一番の問題は、カルプレベルの英語力を目指すのであれば、膨大な語彙を身につけなければなりません。

このために必要なことは、繰り返しになりますが多読です。

 

多読のために必要なことは?

読めるようになることです。

ビックスレベルは比較的容易に身につきます。

しかし、カルプレベルの語彙力を身につけるためには、相当の時間をかけることが必要になります。

 

加えて、論理性や相手と議論するための能力を身につけるためには、母語である日本語で論理性を身につける必要があります。

このため、カルプレベルの英語力を身につけるためには、小学校、中学校と継続して学習して、英語力だけでなく日本語力も高めることが必要となるわけです。

 

まとめますと、まずは、幼児期にはビックスレベルの英語力を目指しますが、それ以上のカルプレベルの能力を見につけるためには、継続して多読することが必要になります。

そして、論理性を身につけるためには、母語である日本語の論理性を身につける必要があるということです。

 

これは、インプットとアウトプットは英語でやるんですが、思考は母語である日本語でやるからなんです。

こういう風に分けて考えたことがないという人もいると思いますが、高度に論理的な思考は、母語でなければできないと思いますので、実は日本語の論理性を高めることも大事なんですね。

このため、小学校に入ってからは、英語の多読を進めながら、日本語(国語ではなく)の論理性を身につけるよう、日本語の読書も進めるようにするとよいと思います。

 

以上、カルプレベルを目指すには時間がかかりますが、目指す英語力がはっきりするとやるべきことも明確になるという内容でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

【キッズテニス】6歳児がテニスポインターを使う!自宅でできる効果的な練習方法!

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キッズテニス、順調ですか?

子どもさんは、テニスを楽しんでいますでしようか?

親御さんも、子どもの成長を楽しんでいますか?

キッズテニスは、子どもも親も楽しむのが一番!

今日も、自宅で楽しく練習できる簡単な練習方法をご紹介します。

今日の小道具はテニスポインターです。

ぜひ、最後までお読みください!

 

今日取り上げたいショットはボレーです

 

さて、キッズテニスで習うショットにはどのようなものがあるでしょうか?

ストローク、ボレー、スマッシュ、サーブ、が代表的なものでしょう。

このうち、ストロークは、キッズテニスのレッスンでは必ずやるものの一つと思います。

これはこれで大事なショットなのですが、今日取り上げたいのはボレーです。

 

ボレーはストロークと違ってノーバウンドで打ちます。

キッズには難しいんじゃないかと思いますか?

確かに、キッズのうちは、ボレーの練習自体あまりやらないスクールもあるかもしれませんが、子どもにとってとっても楽しんで取り組めるショットなんです!

 

キッズのボレーには2種類あります

 

ボレーはノーバウンドで打つので一見難しそうですが、飛んでくるボールをラケットに当てるというシンプルな練習なので、一旦ワンバウンドしたボールを打つよりも、子どもには理解しやすいかもしれません。

 

ボレーの打ち方については、キッズの場合、お面打ちというやり方があります。

両手で顔の前にお面のように持って、飛んできたボールをハエたたきのように打つわけです。

 

もう一つの打ち方は、大人がやるのと近い形で、フォアは片手、バックは両手で打ちます。

フォアを両手打ちさせているスクールもあると思いますが、我が子のスクールでは、小さなキッズでもフォアは片手打ちさせています。

ということで、以下は片手打ちを念頭において書いてありますが、お面打ちでもラケットをボールを当てて押し返すというところは同じですので、安心してお読みください!

 

とにかく当たらない。そこでテニスポインター登場です

 

ボレーはワンバウンドより理解しやすいと言いましたが、飛んだくるボールにラケットの面を合わせて打ち返すというのは、キッズには意外と難しいことのようです。

ボールが当たらない。

我が子の場合、とにかく空振りを量産していました。

 

そこでコーチが持ってきてくれたのがテニスポインターです。

これ、商品としては、ウケットが有名でしょうか。

Amazonなどでテニスポインターで検索すると、ウケット以外にもいろいろ出てきます。

 

多くは中国製で、ちょっと不安になりますが、ものはどれも似たようなもののようなので、価格で選んで良いのかなと思いました。

 

購入するときは長さなどに注意してください

 

ただ気をつけないといけないのが、ラケットの長さです。

子ども用は約56センチ、大人用は約60センチです。

我が家では子ども用を購入しましたが、普段23インチのラケットを使っているので、子ども用でも少し長いかな?という感じでした。

このほかにも、商品によって面の部分(しゃもじ状のところ)の幅や厚みが少しずつ違うようでしたのでお気をつけください。

 

ボレーの基本的な打ち方

 

さて、肝心の練習です。

要は、ポインターと呼ばれる小さな面の部分(しゃもじ状のところ)に当てれば良いわけですが、これが結構難しい。

 

ボレーの基本的な打ち方ですが、

 

  • まず、ネットの方に正面向きで立ちます。

この時に足を動かしておくのがポイントです。

足踏みする感じですね。

  • ラケットは顔の前あたりで立てておきます。

子どもの場合、このラケットを立てるということがなかなか難しいようです。

自然にしているとラケットは重みで下がってきます。

そこを、しっかり立てて待機するようになるには、繰り返しボールを打つ前にラケットを立てるということを意識させて、このポジションを定着させてあげる必要があるかなと思います。

  • そしてボールが飛んできたら、ラケットを立てた状態で、さっと引きます

この時、ラケットを下げて引いてしまう子どもがいますが、立てたまま引くようにします。

また、引いた時に、手首が折れて、スマッシュの構えのようになってしまうこともありますが、立てた状態で引くように注意します。

  • ボールを打ちます。

この時に、グッと押し出すようにして打つのがポイントです。

このとき、子どもはどうしても、下に振り下ろすように打ってしまうことも多いです。

大きく振ることで、空振りしたり、ラケットの面に当たらないということが起きます。

あくまでも、ボールに向かって、ラケットがまっすぐに押し出されていくイメージを持てるように伝えていきたいところです。

 

テニスポインターを使った自宅練習

 

さて、子どもにやらせると、これがなかなか当たりません。

空振りを量産します。

自分の体から離れたところでラケットの面に当たるというのは、大人が思っている以上に難しいことのようです。

そこでテニスポインターの登場です。

 

最初は当たれば合格

 

しゃもじ状の小さな面の部分に意識が集中するので、何度かやっているうちに、意外と当たるようになってきます。

最初はとにかく当たれば合格です。

 

自宅で取り組みやすい

 

この練習は、ストローク練習と違って、自宅でも取り組みやすいです。

ストロークやスマッシュだと狭い家の中だと危ないと思いますが、ボレーの場合、基本は押すですから、さほど強くは飛ばせません。

スポンジボールやレッドポールであれば、比較的安心して練習できると思います。

でも、子どもは加減が分からず、スマッシュ!してしまったりすることがあるので、気をつけてください。

 

自宅では引いた状態から始めてもOK

 

では、具体的な練習方法です。

基本的なボレーの打ち方は先ほど書きました。

基本は正面向き(レディポジション)からさっと引いて、グッと押すという動作になりますが、最初から構えた(引いた)状態から始めても良いかと思います。

自宅では場所も広く取れないと思うのと、この練習では、とにかくボールを当てるということを主眼においているので。

 

ビーチボールもおすすめ

 

ボールですが、個人的には最初はビーチボールでやって、慣れてきたらレッドボールで練習するのが良いかなと思っています。

 

大きさがちょうど良い

 

ビーチボールというのは海とかで使うあれですが、大きさがちょうど良いです。

テニスポインターでいきなりボールを打たせても、なかなか当たらず、当たる前にめげてしまうかもしれないので、最初は大きなビーチボールだと当たりやすく、子どものモチベーションも上がると思います。

 

グッと押し出す感覚もつかめる

 

あと、ビーチボールを使うと、ボレーのグッと押し出す感覚もつかめるかなと思っています。

ボールと違って、反発するという要素が少ないので、しっかり押してあげないと飛びません。

 

練習するときは、慣れてきたら、少し離れたところからビーチボールを出して、親の方にビーチボールを返すという練習が良いかなと思います。

 

最後はレットボール(スポンジボール)で

 

ビーチボールにも慣れてきたら、次はレッドボール(あるいはスポンジボール)で打ってみます。

ボールが小さくなったことで、当てようとしてラケットを振り回してしまうかもしれませんが、そこはしっかりと押して当てるということを繰り返し伝えていきます。

 

まとめ

 

以上、お伝えしたことをのポイントだけまとめますと、

 

  1. ラケットはしっかり立てて持ちましょう。
  2. そこからさっと引きます(この時、手首が倒れてスマッシュの構えになる子どもがいますので気をつけてください)。
  3. ボールはグッと押して打ちます。
  4. 最初はビーチボールで、次にレッドボールやスポンジボールで練習します。

 

以上です。

 

ボレーは空中を飛んでくるボールを打つので、キッズには難しい面もありますし、飛んでくるボールが怖いと思ってしまう場合もあると思います。

でも、一度感覚を掴んでしまうと、とても上手にボールに当ててくれるようになると思います。

 

ストロークと違って自宅で気軽に取り組めるのもボレーならではです。

ぜひ、テニスポインターを使って、ボレーの上手なお子さんに育ててあげてください!

 

最後までお読みいただきありがとうごさいました。

 

 

 

 

 

 

【キッズテニス】6歳児がトップスピンプロを使う!横振り(野球打ち)を強制するための簡単練習方法!

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6歳児ともなると、だんだんボールに当たるようになってきている頃でしょうか?

もうかなり打てるようになりましたか?

 

でも、コートで打ったときに、まっすぐ前に飛んでいますか?

 

もちろん最初はラケットにボールが当たるだけで、子どもも親も大喜びでしょう。

最初はそれで構いません。

でも、いつもボールが横に飛んでいくならば、スイングを見直さないといけないかも?

 

この記事では、キッズの横振りを正しいスイングに変えていく練習方法、それも自宅でできる練習方法をご紹介しています。

ぜひご覧ください!

横振りしていませんか?

 

横に飛ぶとは、フォアハンドの場合、右利きであれば左方向、左利きであれば右方向ということです。

 

チェックポイントは、ラケットを横振りしていないか、ということです。

 

レッスンを見学していると、ラケットを真横に振っているキッズをよく見かけます。

しかし、これは間違ったスイングです。

 

正しいスイングとは

 

正しいスイングは、下から上へ、そして、後ろから前へ押し出すように打ちます。

こうすると、自然にラケットヘッドが背中側に振り抜かれて行きます。

これを、フォロースルーと言ったり、あるいは振り抜くと言ったりしています。

 

大人であれば、ボールをまっすぐに打つということと、このスイングイメージを一致させることはさして難しくないかもしれません。

しかし、キッズにとっては、これは言うほど簡単ではありません。

 

横振りは日々の自宅練習で直していく

 

いったん横振りが身についてしまった場合はなおさら難しいと思います。

 

特に小学生になり、面の使い方でまっすぐ打てるという場合は要注意です。

横振りをしているんだけど、インパクトでボールの方向をうまく調整しているキッズがいます。

ある意味上手いなーと思うのですが、こうなるとますます矯正が難しい。

本人は言われなければ間違っていることも分かりませんし、コーチもちゃんと打てているからということでフォームの指導はしないかもしれません。

 

こうなると、自宅で、日々の練習の中で正しいスイングを身につけさせるしかないと思います。

 

自宅でできる正しいスイング練習方法

 

ではどうしたら良いでしょうか。

ここでは2つご紹介します。

 

操り人形方式

 

1つ目の方法は、いわば操り人形方式と言いましょうか、親がラケットの動きを誘導してあげるやり方です。

まず、子どもの横に立ちます。

子どもには、ゆっくりとラケットを振ってもらいます。

この時に、親がラケットヘッドを持って、ラケットの面が下から上へ、後ろから前へ動くように誘導してあげます。

 

これ、言葉で書くと分かりにくいかもしれませんが、やってみると結構上手くできます。

これを何度も繰り返して、子どもに正しいスイングを定着させていきます。

 

問題は、ゆっくりスイングで、親が手で誘導してあげるからできるのであって、通常のスイングスピードになると、とたんに横振りに戻ってしまうことです。

 

トップスピンプロを使った練習方法

 

そこで、2つ目の方法が、トップスピンプロを使うという方法です。

 

トップスピンプロはキッズでも使える

 

これ、子どもに使えるのか心配で、コーチとも相談したのですが、キッズが使うことは問題ないようです。

高さの調整もできるので、問題なくキッズにも使えます。

 

トップスピン自体はテクニック的な部分も大きいので、キッズにいわゆるワイパースイングをさせようということではありません。

ここでの目的は横振りを直すということなので、トップスピンプロ本来の目的は少し横においておいて、テニスのおもちゃを与えるくらいのイメージで取り組ませるのが良いと思います。

 

トップスピンプロとは

 

トップスピンプロについて簡単に説明すると、スタンドの上下にメッシュ状のスクリーンが付いていて、それに沿って下から上にスイングすると、トップスピンにとって理想的なスイング練習ができるというものです。

 

横振りをしている子どもにトップスピンプロをやらせると、最初はこのスクリーンにガッシャンガッシャン当たります。

横振りしているから当然ですよね。

 

練習方法

 

トップスピンプロの効果的な練習方法は、下から上方向のスイングを10回程度やらせた後で、実際にボールを打って、正しいスイングを定着させていくという点です。

自宅であれば、トップスピンプロをやった後で、素振りをさせてみたり、あるいはピコチーノのような打撃練習系の器具を使うのも良いと思います。

 

最後に

 

なかなかすぐに横振りは直らないかもしれませんが、繰り返しの練習で身体に定着していくと思います。

 

以上、キッズはトップスピンプロを使ってスイング練習する際の参考になればと思います。

 

 

 

 

 

その多読は効果ない?音読しないと意味がない理由!

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多読をすると英語ができるようになる?

それを信じてひたすら多読をする日々。

でも、半年経っても、1年経っても何も変わらない?

そんなお悩みはありませんか?

 

多読を始めて、ネイティブの英語が聞き取れるようになりましたか?

もしいまだに何を言っているのか分からないなら、その多読が間違っているかも?

 

この記事では、多読の正しいやり方について考えてみたいと思います。

 

そもそも多読とは?

 

多読とは、とにかく英語を読むことで、英語ができるようになるというものです。

このシンプルなやり方、英語の沼にハマってしまった人にとっては目から鱗かもしれません。

何せ、かの夏目漱石先生も、そにかく多読せよ、と言っているのですから、これは盲目的に信じても不思議ではありません。

 

目標は100万語とも言われています。

読むものは簡単なものから始めるのが良いとされていますが、身近にアクセスできる教材として初学者向けのVOAのニュース記事を例にしてみます。

 

100万語達成のために1日何分必要?

 

これ、計算してみると分かりますが、例えば、5分程度のVOAの記事の場合、ものによりますが約600ワードくらいあります。

つまり、100万語達成するためには、1,700本弱の記事を読む必要があります。

 

これ、1年で考えると、1日5本程度の記事を読むことになります。

5分の記事を5本なので、時間にすると1日25分、約30分ということになります。

 

問題は、これで十分なのかということです。

多読ではワード数がポイントになっていますが、ここでは、時間に換算して考えてみます。

 

100万語を時間換算にすると何時間?

 

1日30分の多読をするとすると、1年間では約180時間になります(0.5時間×365日)。

1日30分の多読で、1年間で100万語以上になる計算でしたが、時間にすると180時間。

これは、多いのか少ないのか?

 

英語の聞き取りができるようになるためには、大量のインプットが必要と言われています。

時間にすると少なくとも1,000時間以上のインプットが必要と言われています。

とするならば、1年で180時間にしかならない多読では、単純計算すると、1,000時間に到達するためには、約6年かかることになります(1,000時間÷180時間)。

 

100万語というのは一つの目安にはなるのかもしれませんが、こと時間換算すると、圧倒的に足りないということになります。

 

必要なのは黙読ではなく音読

 

そして、もう一つ問題があります。

先ほど、インプットと書きましたが、ここに多読の問題があります。

ここでいうインプットは音読のことです。必要なのは黙読ではなく音読です。

音読することによって、自ら大量のインプットをすることになる。だから多読が効果的なんです。

 

これは当たり前のことで、文字というのはそもそもが音情報を記号化したものです。

ですから、読むという行為は、文字情報を音声化する行為です。

つまり、多読というのは、大量の音声化行為ということです。

先ほど黙読ではなく音読と言ったのは、こういうことです。

 

音読するために必要なスキルは?

 

さて、音読する上で問題になることは何でしょうか?

文字情報を音声化するスキルです。

文字情報は一定のルールで音声化されます。このルールを知らなければ、音声化できません。

このルールとは、英語の音と文字の関係を理解するという意味です。例えば、フォニックスなどで体系的に学ぶことがで身につけることができます。

 

ここが多読のミソです。

英語の音と文字の関係を理解した上で、多読をする。音読をするからこそ、多読が良質なインプットになるのです。

 

多読で得られる2つの英語の能力

 

ここまでの話をまとめると、

  1. 英語の音と文字の関係を理解する。
  2. 音読する。
  3. 大量に多読する。

 

これによって、2つの英語の能力を身につけることができます。

  • 1つは、英語が聞き取れるようになること。
  • もう1つは、英語が理解できるようになること。

 

英語に関しては様々な学習法が世の中にあふれています。

動画サイトなどで、ティップス的なものも、大量に存在します。

しかし、過去においても、現在においても、英語ができるようになる方法は、大量のインプットです。

 

ぜひ、正しい多読で英語ができるようになるといいですね!

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

IKEAの物干しMODONGで狭い室内でもたくさんの洗濯物を干せる方法

f:id:yhcpp:20220930003354j:image4 ways to get sky-high storage - IKEA

みなさま、IKEAの物干しMODONGで、快適な物干し生活をお送りでしょうか?


でも、こんな悩みはありませんか?

・雨の日は洗濯物が干せなくて困っている
・室内で干すしかないが少ししか干せない
・室内用物干しだと場所を取ってしまう
・室内で洗濯物を干していると人を呼べない

今回の記事は、こんな悩みを解決できる内容になっています。
この記事でご紹介する「滑車を使った昇降式の物干し」を実践すれば、室内で、大量の洗濯物を、場所を取らずに干すことができます!

実際に我が家でもこの方法で、雨の日の洗濯物の悩みを解決できました。

記事後半ではもちろん、IKEAの物干しMODONGを使って昇降式の物干しを簡単に設置する方法が書いてありますので、ぜひご覧ください!

パナソニックだけでない!滑車を使った昇降式の物干しは存在します


狭い部屋での洗濯物なら昇降式の物干しがおすすめ

 

これまで、室内での物干しはディノスの「どこでもポール」が最強だと思っていました。

しかし、室内の一角を洗濯物が占める。見た目が悪い。人を呼べないなど問題もありました。

この記事でご紹介するのは、滑車を使った昇降式の物干しです。
物干しを室内で使うためのグッズは「どこでもポール」以外にもいろいろありますが、共通している一番の問題は邪魔だということです。

洗濯物を干すときには、手の届く高さでなければ不便です。でも、それでは家の中で邪魔で仕方がありません、
かといって高いところに物干しを設置したら洗濯物を干すために脚立でも使わないと干せません。
これも現実的ではありません。
そこで登場するのが滑車を使った昇降式の物干しです。


なぜ昇降式の物干しが便利なのか?


昇降式の物干しであれば、干すときには干しやすい手の高さにしておき、干し終わったら天井近くまで引き上げることができます。
我が家でも、この昇降式の物干しを2本設置していますが、毎日の洗濯物がすべて干せてしまうほどの大容量物干しになっています。
しかも昇降式なので、上に引き上げてしまえば、洗濯物の下のスペースは有効活用できます。
これまでリビングの一角に干していた人にとってはその便利さがこれだけでも伝わるのではないでしょうか。


昇降式物干しの実例はあるの?


さて、こうした物干しはすでに商品化されていて、検討した人もいるかもしれません。
パナソニックの電動昇降式物干しなどは見たことのある人もいるかもしれません。


しかし、パナソニックの電動昇降式物干しは、価格が高い、重量がある上に天井に設置するため下地があるなど設置条件がある、など気になる点も多いです。
また1台設置すれば全ての洗濯物が干せるのかというのも気になるところです。


もっと手軽に設置できる昇降式の物干しがないか。
実はこれがあるんです。

これは海外のものですが、海外でも都市部では外に干すことができないなどの理由で部屋干しのニーズが高いのでしょう。
まさしく滑車式の物干しです。

すでに売り切れていましたが、楽天でも似た商品の輸入品の取扱がありました。

滑車を使って設置する分、設置場所などを考えると、パナソニックの物干しより現実味があるように思います。

IKEAのサイトでも、同様のものが紹介されていました。

こちらは、丸カンを使った簡易なものですが、とても参考になります。


こういう事例を見ると、昇降式の物干しは簡単に自作できてしまうのではないかという気になってきます。


昇降式の物干しは自作がおすすめ!


市販のものを買うという人はこの記事はここで読むのを終わりにして大丈夫です。

しかし、今回の記事では、これを簡単に自分で自作してしまうというものです。
これを簡単に自分で作って設置してみたいという方は次の記事をご覧ください。

IKEAの物干しMODONGで滑車を使った昇降式の物干しを設置する


必要なものは4つだけ!


早速昇降式の物干しを設置しましょう。
必要なものは、以下の通りです。

  • 物干し(IKEAの物干しMODONGがおすすめ!) 1本
  • 固定式の滑車 3個
  • 物干しを吊るす紐 2本(長さは適宜)
  • 紐をかけるフック 2個


昇降式の物干しに滑車が必要な理由は?


吊るした物干しをスムーズに引き上げるために、滑車は不可欠です。
ここてば固定式の滑車をご紹介していますが、固定式の滑車を使わない方法もあります。
移動式の滑車を別の部材で壁や天井に取り付ける方法です。
移動式の滑車を使って昇降式の物干しを自作されている人がいるので参考にしてみてください。


移動式滑車を使った方法は、chokichoki-katakataさんの自作物干しが参考になります。
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yururiのゆるっとDIYさんも同じような材料で自作されています。


洗濯物は思いのほか重い!


さて、滑車が必要と言いましたが、そんな大袈裟なものが本当に必要なのか?と思う方もいるかもしれません。
しかし、洗濯物は思いのほか重いです。
洗ったばかりの洗濯物は脱水してあっても、たくさん干すととても重いです。
それを紐で引っ張って持ち上げるので、スムーズに紐を引っ張れるように滑車が必要になるのです!


滑車を使って物干しを吊り下げよう!


要するに、固定式か移動式の滑車を壁や天井に取り付けて、吊り下げた物干しを紐で引っ張るというのがここでのポイントでした。

ただし、単に滑車を使っただけだと、重さが軽減される訳ではないのでご注意ください。

つまり、洗濯物の重量が10kgある場合は、10kgの力で引っ張りあげることな必要だということです。

軽い力で洗濯物を引っ張りあげたいという場合は、2倍滑車、3倍滑車(我が家はこれ)などの工夫が必要になりますが、これはまたの機会に。

まとめ


① 最後に、紹介した内容をおさらいしましょう。

 

ステップ1:滑車を一方の壁や天井に1箇所、紐を引っ張りたい位置の壁や天井に2箇所設置します。
ステップ2:紐を物干しで吊るします
ステップ3:紐を滑車に通して、紐を引っ張りたい側の壁や天井の滑車に通して、下で1本にまとめます。
ステップ4:この紐をフックに取り付ければできあがりです。


② ここで紹介した内容を実践すれば、簡単に昇降式の物干しを設置することができます。

 

ここで紹介した内容を実践すれば、簡単に昇降式の物干しを設置することができます。

ぜひお試しください!


IKEAの物干しMODONGについての他の記事もご覧ください!

 

お読みいただきありがとうございました。

ぜひ、IKEAの物干しMODONGについての他の記事もご覧ください。

【4歳キッズテニス】テニスを始めたばかりの子どもがテニスを好きになる!自宅でできる楽しい練習方法!

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我が子にテニスを始めさせたものの、週に1回のレッスンで上達するのでしょうか?
親としてはとても心配ですよね。


でも心配する必要はありません!
テニスを始めたばかりのときは楽しい!と感じてもらうのが一番だからです。

では、楽しみながら上達するコツは?
この記事では、4歳児のテニスの導入時期に、日々の生活の中で楽しみながら上達しちゃう、そんな練習方法をご紹介します!

 

幼児期のテニスの情報が少ない!

 

ネットで調べてみると分かるのですが、幼児期のテニスについては、特に導入時期の練習方法の情報がとても少ないと感じます。
海外の幼児向けのレッスン動画などは、いくつも見かけるのですが、、、

その点でとても参考になるサイトがあります。
GRAPさんの「キッズテニスラボ」です。
導入時期の練習方法だけでなく、工夫を凝らした練習方法などとても参考になるので、とてもオススメです。
ここでは、まずキッズでニスラボで紹介している、導入時期の練習を2つ見てみましょう。

この練習、我が家でも、子どもにとって、とても楽しい練習になっているんです。

 

ラケットを使った練習は感覚的なものを身につけるのに最適!

 

1つはラケットを使った練習。
もう1つはボールだけを使った練習です。
いずれも、自宅でもできる練習で、日常的にテニスに触れさせるというという点からも、大変良い練習法です。

ラケットを使った練習では、ラケットの上にボールを乗せて、フレームに沿って転がしたりすることから始めます。
それができるようになったら、ラケットにボールを乗せたまま、歩き回ったり。

まだ、ラケットも重いから、両手で持ったりすると思います。
両手だと、ラケット操作はしづらいかもしれませんが、こういうシンプルな練習が実は上達への一番の早道。
この練習を続けることで、ラケットとボールの関係を、感覚的に身につけていくことができます。

実際、我が家の4歳児も、「難しい」と言いながら、楽しそうに取り組んでいる。
これが本当に楽しそうなんです。

フレームに沿ってボールを転がす練習はまだ難しいようで、あまり真剣に取り組んでくれません。
うまく行かないときは、無理強いしないで、次の練習にさっと移ってしまうのがコツだと思います。


そして、子ども好きなのが、ボールを乗せて歩く練習。
歩数を一緒に数えてあげると、モチベーションがあがるようで、何回もトライします。
とはいえ、まだ最高歩行数は6歩ですが、、、

 

ボールを使った練習は楽しさと運動能力の向上に直結!

 

つぎにボールを使った練習です。これは、完全に遊びレベルで楽しんで取り組んでいます。
転がしたボールをキャッチするだけなのですが、キャッチできたときはとてもうれしいようで、何度もボールだしをやらされます。
子どもが慣れてきたところで、ボールだしも少し向きを変えて、右や左に振ってみるのですが、これが思いのほか追いついてキャッチしてしまいます。

最初のうちは、ボールに対してまっすぐに走っていくだけだと思いますが、徐々に、サイドステップを取り入れたり、難易度を上げていくことができます。
バリエーションとしては、手ではなくて足で止めるというのも良いと思います。
ボールキャッチも意外と奥が深いんですよね。

こうした練習を楽しみながら続けることで、自然とラケットの感覚やボールに慣れていきます。
こういう感覚的な部分を身につけさせてあげられるのが、4歳キッズの導入部分の醍醐味と言えるかもしれませんね。


この時期だからこそ伸ばせるテニスの基礎をぜひ身につけさせてあげてください!

4歳の子どもがピアノの練習を嫌がる。餌は必要か

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我が家の4歳児は、ピアノを習い始めたばかりだが、すでにピアノの練習を嫌がっている。
 
おうちピアノのころは本当に楽しそうだった。
教室に通い始めたころは、先生に教わったことを楽しそうに教えてくれた。
なのに、今はピアノの練習を嫌がる。
 
原因ははっきりしている。
だんだん難しくなってきたからだ。
 
さて、どうしたものか。
 
いろいろ調べてみると、多くの親がピアノの練習を嫌がる子どもに苦労していることが分かった。
 
ピアノ(に限らないが)は練習しなければ上達することはない。
上達しなければ、練習のモチベーションは上がらない。弾けないことが苦痛になる。
そして、(弾けないことによる苦痛を避けるように)ますます練習嫌いになる。
 
この悪循環から抜け出すには、なんとか上達させなければならない。
そのためには、(効率的に)練習させなければならないことははっきりしている。
 
いろいろなやり方が紹介されている。
 
例えば、(子どもと)練習時間を決めて、練習時間になったら声がけしましょうとか、親の目の見えるところで練習させましょうとか、親がたまには練習に付き添いましょうとか。
 
我が家では全く効き目がなかった。
 
効果があったのは、以下の3つだ。
モチベーションを上げるための報酬を用意したこと。
自信を持たせるために細かいことは目をつぶって褒めるようにしたこと。
15分以内に練習が終わるように時間を管理したこと。
 
まず報酬について。
ポイントは、達成目標を設定して、目標達成時の報酬を用意するということ。
具体的には、テキストが1冊終わったら、子どもが欲しいものを何かプレゼントすることにした。
 
工夫したのは、子どもに目標達成までの道筋が見えるようにしてあげたこと。
 
具体的には、テキストの曲名を全部書き出して、先生から丸をもらえた曲はスタンプシールを貼ることにした。
全部丸をもらえたら、プレゼントがもらえるルールだ。
 
これを、我が家では「ピアノスタンプラリー」と呼んでいる。
 
練習のつど、「スタンプラリーのここまで来たよ」と伝えるようにしているが、子どもも「もう少しでゴールだね。プレゼントもらえるね」とルールを理解しているようだ。
 
練習のたびに餌を用意していたら、3日で飽きるという。
我が家のスタンプラリーも、所詮餌ではあるが、一つ大きな目標を達成したら得られるものがあるという点で、モチベーションの向上につながることを期待している。
 
なお、毎日のモチベーションの向上のための、「うぃーくりーすたんぷらりー」もやっていて、こちらはモチベーションの管理というよりも、練習をやったかどうかの管理に使っている。
しかし、スタンプを押せること自体は、子どもにとってもうれしいようだ。
 
2点目は、自信を持たせるために細かいことは目をつぶって褒めるようにしたこと。
これは、親がピアノをやっていると、おそらく必ず失敗してしまうパターンなのではないかと思う。
間違いがあると、それを見逃すことができないという現象だ。
 
具体的には、間違いをその場で正す。もう一度やらせる。最後まで弾かせても、終わった瞬間間違いを指摘する。
こういったことは、子どもにとってのストレスにしかならないのではないかと思う。
「まず褒めてよ。」子どもはそう思っているように思う。
 
ということで、我が家では、(ついつい間違いを指摘してしまう気持ちを封印して)最後まで弾かせる。最後まで弾ききったら褒める。ということを徹底するように努めている。(親の努力も必要なんだと実感している。)
 
そして最後は、15分以内に練習が終わるように時間を管理したことである。
子どもの集中可能時間は15分。だから、その時間で練習を終わらせることを目標とした。
別記事に書いたが、タイムタイマーを購入して、15分間を子どもと親の共通認識として見える化した点が効果として大きいと思う。
 
子どもが脱線し始めても、「あと5分だけ頑張ろう」とタイマーを見ながら伝えることができる。
これのおかげで、子どもが何とか練習をやりきることができるようになったのは、感動的でもあった。
 
本来は、子どもはピアノを弾くのが楽しいはずだと信じている。
でも、うまく弾けない、期待されているように弾けない、ほかに関心が行ってしまう。集中力の途切れてしまう。
そんな事情でピアノの練習に集中できないであれば、単に練習の時間を約束しただけではピアノの練習を(効率的に)してくれるようにはならないと思う。
 
やはり餌は必要かなと思う。