petit bonheur

知らなかったこと、知りたかったけどあまり気にしていなかったことなど、ちょっとした知識や情報は、日常生活のエッセンスとなり、ささやかな幸せを生み出すと信じて、日頃見聞きしたへーっと思ったことをまとめています。

【3大アプリ比較】支出を劇的に減らすための家計簿アプリの見つけ方!

家計簿アプリ、いろいろありますよね。

中でも、ザイム、タイムツリー、マネーフォワードが三大アプリというところでしょうか。
 
各アプリの主なメリットとして、
  1. ザイムはレシートの入力が便利
  2. タイムツリーは情報保護がしっかり
  3. マネーフォワードは連携しているカードが多い
 
などなど、アプリごとに特徴があり、正直どれを選んだら良いか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
 
以下、
 
  1. 我が家で、この3つのアプリを使ってみた感想
  2. 最終的にどのアプリが良いのか
  3. さらに家計を管理するだけでなく、家計簿アプリを使って支出を劇的に減らすことはできるのか
 
について書きたいと思います。
※この記事は2020年3月に書いたものです。各アプリ順次機能改善して現時点と機能が異なる場合があると思うので、その点、ご了承ください。
 

我が家でこの3つのアプリを使ってみた感想

 

ザイム

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ザイムは現金の管理の得意なアプリです。

ただ、データのダウンロードなど、有料のプレミアム会員でないとできないことがあります。
 
無料とプレミアムの違いはこちらを確認してください。
 
無料でもそれなりに使えてしまうのが良いところですが、実際に使ってみた感想としては、
 
良かった点
何と言っても、ザイムのレシート画像から自動入力する精度は高いと思います。
 
我が家では現金での支払いは少ないので手入力で問題ないのですが、現金での支払いの多い人には嬉しい機能だと思います。
 
一般的なカードとの連携のほか、アマゾンとの購買履歴の連携ができるのは嬉しいところです。
 
残念なところ
スーパーでの買い物は食料品に分類されるかと思いきや、一部のスーパーでは「未分類」になってしまいます。
 
確かにスーパーで日用品を書くこともありますが、我が家では、買い物のほとんどが食料品なので、「未分類」になってしまうのは残念なところでした。
 
結論
現金での支払いが多い人で、毎月の支出額を中心に管理したい人には良いのではないでしょうか。
 
逆に、銀行口座の残高をお財布の現金に振替て、家計全体を管理するというには、不向きなように思います。
 
そういう全体管理をしたい人の中には、ザイムからマネーフォワードに移った人もいるようです。
 

マネーツリー

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このマネーツリーは、法人向けの有料サービスを収入源としており、他の家計簿アプリとは位置付けが少し違います。

 
実際に使ってみた感想としては、
 
良かった点
広告掲載されないし、情報保護しっかりしている点で安心感があります。
 
また、無料版でも機能制限がない、取引履歴を参照できる期間に制限がない点も他の家計簿アプリの無料版よりも優れた点だと思います。
 
残念な点
マネーツリーは現金管理にあまり向いていない印象があります。
 
銀行口座からお財布(現金)への振替は、使途不明金として一旦出金・入金として記錄することになります。
 
また、レシートの画像から自動読み取りする機能がありません。
 
予算管理の機能もなく、支出管理には工夫が必要だと思います。
 
とはいえ、ほぼキャッシュレスという人には、情報保護もしっかりしていて、無料版でも機能無制限で使用できるマネーツリーにはメリットも多いように思います。
 
 

マネーフォワード

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マネーフォワードは、テレビCMもやっていて、知名度は非常に高いのではないでしょうか。
 
カードから現金、ポイント、通販サイト購入履歴などなど、様々な情報を一元管理することができる大変強力なアプリです。
 
実際に使ってみた感想としては、
 
良かった点
カードなどの支払いは自動で反映されるので、現金支出だけ管理すれば良い
 
口座間の振替機能を使うと、銀行口座からお財布(現金)への資金移動やお財布から(現金)からスイカへのチャージなども全て管理可能になる(残高を合わせることで、支出額を確実に管理可能)
 
夫婦で同じIDを使うことで、家計全体が管理できるので、家計の総収入、総支出を管理できる
 
などなど、あまりの簡単さ、完璧さに「家計管理革命」のような感動がありました。
 
残念な点
レシートの画像入力がだめ。
何度やっても上手くいかず、画像入力は挫折しました。
 
カードも現金もどちらも管理したいという人には、マネーフォワードは大変使いやすい家計簿アプリになると思います。
 

最終的にどのアプリが良いのか?

ごく簡単な整理をすれば、
 
・現金管理中心の人→ザイム
・カード中心の人→タイムツリー
・現金もカードもという人→マネーフォワード
 
ということが言えると思います。
 
我が家では、家族で家計を完全に見える化するために、現金も管理する必要がありました。
 
また、現金に類するもの、つまり、現金をチャージして使うスイカなどは、交通費だけでなく自動販売機やコンビニなど様々な場面で使うので、支出を管理することが難しいと思います。
 
マネーフォワードでは、銀行口座→お財布(現金)→スイカ→支出というお金の流れそのものを管理できるので、家計全体の見える化が可能になるのです。
 
結果、我が家ではマネーフォーワードを活用しています。
 

家計簿アプリで支出を劇的に減らすことは可能か?

 
家計簿アプリを使えば、毎日、カテゴリーごとの支出額を確認することができます。
 
しかし、いくら支出したか分かったところで、使いすぎなのか、まだ使っていいのかは分かりません。
 
また、夫婦で家計を共有している場合には、例えば、今月は外食はいくらなどと予算を決めて、その範囲で収まっているのかどうかを確認することが必要です。
 
その点、マネーフォーワードには、予算管理機能があります。
 
毎月の予算額、固定費、変動費、カテゴリーごとの予算額を決めて、毎日予算との乖離がないか確認していきます。
 
固定費は毎月金額が変わらないわけですから、変動費をいかに減らすかがポイントになります。
 

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(マネーフォワードweb版より)
 
予算管理のできるマネーフォーワードで家計を丸裸にして、予算で管理すれば、支出を劇的に減らすことが可能になるというわけです。
 
マネーフォワードは、お金の支出を完全にコントロールしている快感を味わえるアプリではないかと思います。